ハノイに到着し、ものすごい勢いで情報をアップデートしています、というか、されています。会う人、会う人、いろんなことを、こちらが聞いても聞かなくても、教えてくれます。ベトナムの人はたいてい、おしゃべりが大好きですが、久しぶりにベトナムに戻ると、この「おしゃべり好き」という国民性？に助けられているなあ、と実感できます。

結論からいうと、人々の暮らしはあんまり変わっていません。物価が高くなっていることがお母さん達の懸念の一つですが、それ以外は今年の夏が以上に暑かったこと、でしょうか。また、ニュースでは、中国や香港の「幽霊企業」にベトナムの企業がだまされ、多額の投資金を騙し取られたことが話題になっています。さらに、地価が全然下がらず、むしろ、上がっていること、株価も同じように上がっていることが、懸念されていました。

お世話になっている、ベトナム人の会社経営者とお会いした際に、ベトナムの経済状況について話題が出ました。また、地価や株価が高くなり始めているのはなぜか。なぜ、GDPが1,000ドルしかない国なのに、1,000万円のマンションが飛ぶように売れるのか。前回の株価高騰は主に国内の個人投資家が投機買いした結果、起こったようですが、今回も同じなのでしょうか。その方の説明によると、現金を多く持っている方は海外と取引などをしており、海外からの送金が多い人のようです。ただ、そういう方々が全てではありません。 

話の全容を書くことはできないのですが、いずれにしても、ベトナム経済について話すと、当のベトナムの人々もわからなくなるほど、実態が個別のケースによって異なっており、複雑です。まさにミステリー。でも、全然、涼しくなりませんが・・・。