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沖縄訪問記
前回、沖縄でのイベントについてご報告しました。しかし!それだけで沖縄について報告を終えてしまうのはもったいない!様々な方との出会いがあり、そして、美味しい地元の味にも触れることができましたので、ちょっとだけ、紹介させて頂きます。
まず、良い意味で錯覚を起こし、混乱しました。沖縄は東アジアと東南アジアをミックスしたような雰囲気を持っていると思いました。市場に出かければ、カラフルな魚、豚料理、熱帯のフルーツが並んでおり、迷路のような細い路地を歩いていると、路上でもたくさんのおばあ達がお惣菜やお菓子を売っていて、しかも、おばあ達の話し言葉がわからない!東南アジアのどこかの町に迷い込んだような錯覚に陥りました。一方、料理に関しては香草があまり使われておらず、鰹節のダシや味噌がふんだんに使われていたりして、どこか東南アジアのものとは違う・・・一日のうちに何度も「この感じは何だろう?ベトナムにもありそうな、四国にもありそうな」などと混乱していました。
さて、沖縄に出かける前に、お世話になっているY氏から「沖縄に行ったら、この人に連絡してみなさい」とご紹介頂いたS氏。お忙しい中、首里周辺や市場を一緒に回ってくださり、沖縄の歴史のこと、美味しい地元の食材や料理などについて教えて頂きました。中でも糸満市の「かま寿司」、味は言うまでもなく見た目もステキ、作り手の「おもてなしのこころ」が伝わる素晴らしい料理でした!『なんとぅ』のお母さん、ありがとうございました!(「もずく」もありがとうございました。)
そして、S氏が「是非、ここに出かけてみて!」と勧めてくださったのが、名護市にある名護博物館。出かける際、皆さんからご助言頂き、高速バスではなく路線バスに乗りました。道中、赤瓦と漆喰の美しい屋根を持った伝統的な家屋や亀甲墓など人々の暮らしや文化、そして、色鮮やかな花々や美しい海などが見えて楽しかったのですが、やはり、米軍基地の大きさと、その立地条件に驚きました。
2時間以上かかって、ようやく名護博物館に到着したのですが、この博物館がまたすごかった!ここに来れば「やんばる」に住む人々のちょっと前の暮らしや文化、自然がわかってしまうんですねー。実はこの博物館、市民の皆さんと職員の皆さんが協働で創られたそうです。関わられた皆さんの気持ちがじんじんと伝わってくる素晴らしい博物館でした。ご興味がある方はこちら↓をご参照ください。
http://www.city.nago.okinawa.jp/4/3282.html
ところで、名護博物館で名護市に水田がたくさんあったことを知り、職員の方に「この近くに水田はありませんか?」と伺ったところ、親切にいろいろと教えてくださり、とうとう、Sさんという方が水田があるところまで案内をしてくださったのです。本当にありがとうございました!
他にもたくさんの方に出会い、沖縄の歴史や食文化をご紹介頂きました。改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
Posted: 2010年 5月 6日 カテゴリ: 未分類.
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