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しばらくぶりに・・・活動報告です。
ナムソン村でのキックオフ会合後、11月の暖かい日に在来種の復元技術を実践する農家の皆さんが播種を行うというので、出かけてきました。気温や日照時間の関係で、ブオン集落は約1週間前に終えています。「播種後、とーっても寒くなったので、芽がひっこんじゃったみたい」と教えてくれたのは、ブオン集落のトゥオンさんです。

播種後の様子を見るトゥオンさん
穂ごとに播種するため、棒でラインをひいて、そこに1本分の籾を蒔いていきます。本格的な冬の到来を前に、元気に芽が出てくるといいのですが・・・。
チエン集落は今日、明日にも播種するということでしたが、タオさんの家に出かけてみると、うーーーん???まだ芽がちゃんと出ていないので、もう少し待つ必要がありそうです。

むむ?まだみたいだぞ。
タオさんは稲穂1本ごとに採取した種にぬるま湯をかけて、穂ごとにガーゼにくるんで、バナナの葉で覆い、囲炉裏の上に保管してました。これはおばあちゃん、お母さん、と代々、伝えられた方法だそうです。

お母さんが守る囲炉裏の上に籾を保管
結局、この日はタオさん以外の家でも、播種できず、3-4日後にそれぞれの世帯で播種することになりました。タンラック郡植物防疫所のフンさんが急用で来られなくなったため、妊娠5ヶ月の身重のズンちゃんがピンチヒッターとして登場。タオさんや他の人にも、播種までの注意しなければならない点などを細かく話してくれました。
それにしても、あのガタガタ道をバイクでやってくるとは・・・「大丈夫?」という私の問いにズンちゃんは「これくらいじゃ、大丈夫ですよ。ゆっくり走っていますから」と明るく答えていたものの、やっぱり、心配です。他の男性スタッフは別の任務があり、結局彼女が来ることになってしまいました。急なこととはいえ、可哀想でした。スタッフの数が少ないので、大変なことはわかるのですが・・・。
Posted: 2009年 12月 22日 カテゴリ: 未分類.
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