Archive for 12月, 2009
ベトナムの交通事情・・・また若者が被害に。
ひゃあー、バタバタしていたら、この記録を書いていないことに気がつきました!あぶない、あぶない。こういう日記風のものって、意識しないとどんどん、書かなくなりますね。今、負のスパイラルに入りかけてましたー。また、お付き合いください。
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先日、タンラック郡のマンドゥック町でドライバーさんと一緒にフォーをすすっていたら、バクソン村のクエンさん(女性同盟の主席)が「元気ー?」と声をかけてくれました。今年の3月以来でしょうか。久しぶりに私もクエンさんに会えて、とても嬉しかったです。
牛銀行はどうなった?地豚銀行の方は?女性のマイクロクレジットもうまくいってる?などと、ひとしきり、活動の「その後」を聞いて驚いたり、喜んだりしていました。そうして、村の皆さんは元気?という話になり、実は・・・とクエンさんが切り出した話には驚愕しました。
「実はザン君(バクソン村の獣医)が事故に遭って、頭に大怪我を負ったのよ。2回も手術したんだけど・・・今日で8日も経つけど、まだ意識が戻らないの。お父さん達も病院に詰めてるわ。原因は、バイク同士の衝突。公安の調べでは100%、相手の過ちだったそうよ。その人はハノイの人なんだけど、この事故で亡くなったわ。だから、今更、相手の家族に治療費を出せとはいえないのよ。ザン君の家は2,500万ドン(約125,000円)を費用として病院に支払ったの。命が助かって良かったけど、これから元気で仕事ができるかどうか・・・これからホアビンの町までお見舞いに行くの。」
また、交通事故です。今年はバクソン村だけでも2名の方が事故に遭っています。もう一人は共産党書記のイヨウさん。こちらも酔っ払い運転していた若者に後ろから突っ込まれてしまったそうです。幸い、イヨウさんは大怪我を負わなかったそうですが、一歩間違えていたら、とんでもないことになってました。
今回の出張中に2回、事故を目の当たりにし、その他、バイクに乗っていてこけた人を2回、目撃しました。タンラック郡など山岳地域では飲酒してバイクなどを運転することやスピードの出しすぎ、無茶な運転、などが事故の原因としてよく挙がります。皆さん、「大丈夫」と思ってのことです。大丈夫じゃないのに・・・。
これまでにもディックザオ村の当時の村長だったズーさんが交通事故で2007年に亡くなっています。一緒に活動を始めて軌道にのってきた矢先のことでした。ザン君も25歳ほどで、バクソン村の若者の中でも優秀な人材です。真面目で一生懸命、獣医の勉強をしてきました。昨年、結婚し、赤ちゃんも生まれたばかりです。早く快復し、元気になってくれることを祈るばかりです。
Posted: 2009年 12月 15日 カテゴリ: 未分類.
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