１月１日に変更になった政策とその影響などについて、第二弾です。

ベトナムに来たことがある方は、ベトナムが愛煙家天国であることをご存知だと思います。街角で、カフェで、食堂で、バイクに乗りながら、あらゆる場面で、ベトナムの人々がタバコの煙をくゆらし、楽しんでいる姿を見かけます。女性の喫煙率は2％弱と日本やヨーロッパの国々の方が高いようですが、男性の喫煙率は圧倒的にベトナムが高く、2000年頃のデータでは約7割、最近は約5割強とされています。

ベトナムの愛煙家の皆さんにも、とうとう、時代の波が押し寄せてきたようです。今年1月1日から、「幼稚園、学校、映画館、劇場、図書館、医療施設、生産エリア、屋内の職場、爆発・火災の危険が高い場所、公共の交通機関等の公共施設」で禁煙が実施されることになりました。違反があった場合、「注意、警告、5万～10万ドン(約2.9～6ドル)の罰金が科される」そうです。

しかし！愛煙家が集うカフェやバー、ビアホイは含まれていません。タバコを吸う人も吸わない人もでかける、食堂やビアホイなどは、せめて分煙にしてもらいたい、と個人的には思っていますが、その実現にはまだまだ時間がかかりそうです。それに、この決まり、一体、誰が取り締まるのでしょう？？？しばらく、町の様子を見てみたいと思います。