以前、ボランティアとして活躍してくれていた、フオンちゃんと久しぶりに再会しました。発端は9月に彼女から連絡をもらったことに始まります。2007年くらいから学業が忙しくなり、自然と連絡が遠のいてしまったのですが、運良く、私がベトナムに出張していた時に連絡をくれたのです。

彼女は今、国立大学で講師を務めています。元々、優秀だった上に、社会問題への関心が強く、自分もベトナムの状況を改善するために何かをしたいということで、大学に残り、後輩の育成に関わるようになったのです。

私は外国人であり、いずれはベトナムを去る身。その前に私が持てるネットワークなどをベトナムの人々に引き継いでもらい、都市に住む人と農村に住む人が協力して課題に取り組めるような状態にできたらいいな、と思っています。そのためには、農村での若手リーダー育成の他に、ハノイなどの都市部に住む若者の育成にも取り組みたいと考えています。

フオンちゃんは様々なアイデアを持っていて、課題の解決方法についても、私の考えと共通する部分が多いのです。学生さんも巻き込んで、いろんな取り組みを進めて行きたいと思います。快晴のハノイの空の下、時間はあっという間に過ぎていきました・・・。