環境について考えるためのイベントを開催しました!
ホアビン省タンラック郡ナムソン村とフーヴィン村では、青年団と共に環境教育を実施しています。様々な活動を実施している中、青年団にとって一段と気合が入る活動があります。それが、環境について考える機会を村人に提供するイベントです。
3月23日にナムソン村で開催し、人口1500人の村で、約400名ほどの村人が集まりました。共に環境教育を実施しているフーヴィン村の青年団の他、2012年度より環境教育を開始するディックザオ村の青年団、お隣のルンヴァン村とタインホア省バートゥック郡ルンカオ村にある高校の先生方など、外部からの多くの方が駆けつけました。
ところが、プログラムが始まってしばらくすると、突然、大雨が降ってきてしまい、イベントは中断せざるを得ませんでした。ナムソン村の7つの集落では、青年団や子ども達が一生懸命、村の環境に関する課題をテーマにした寸劇、ファッションショー、そして2011年度の活動報告を準備していたのですが、全てを紹介することができませんでした。今回、実施できなかったプログラムに関しては、後日、日を改めて実施する予定です。
次にフーヴィン村で3月26日にイベントを開催しました。こちらは天候に恵まれ、700人近くの村人が集まりました。昨年、初めてイベントを開催した際には、青年団の仕切り方もぎこちなく、12集落のうち半分ほどの集落しか参加しませんでしたが、今年は、司会進行もスムーズで、12集落すべての青年団が参加しました。特に環境をテーマにしたファッションショーはとても盛り上がりました。事前の準備がきちんと行なわれていたことが、よく伝わってきました。
「環境への配慮」と聞くと多くの人々が納得し、しなければならない、と思うのではないでしょうか。しかし、実際に人々が村の、集落の、自宅の環境を良くしていくための行動を起こすことは容易ではありません。楽しいイベントを実施しながら、地道に各村の青年団と日々の活動を実施していきたいと思います。
Posted: 2012年 3月 29日 カテゴリ: 未分類.