旧正月明けの2月にホアビン省へ出張してきました。まだまだ、お正月気分が抜けないタンラック郡でしたが、久しぶりに皆さんに会えて嬉しかったです。

現在、3つの村で生産者グループの活動計画とグループの規則作りに取り組んでいます。初めての取り組みで、各村の生産者グループともに四苦八苦していますが、少しづつ、歩みを進めています。中でも、フーヴィン村ケー集落の野菜生産グループのグループ長、チエンさんが発表してくれた計画と規則はピカイチでした。他の村の生産者グループにも共有していきたいと思います。

また、環境教育では、フーヴィン村で改めて、農薬が水源を汚染していないかどうかを調べるための簡易調査を行いました。昨年10月に実施した際には、ちょうど農薬をたくさん撒いている時期でしたが、今回は農薬をあまり撒いていません。それにも関わらず、4つの水源で陽性反応が出ました。農薬は換金作物となるサトウキビに撒いています。重要な収入源となるサトウキビの栽培をやめることはできません。一緒に調査を実施した青年団が、農薬を軽減し、水源への悪影響をなくすための方法を2月末に発表する予定です。

また、ナムソン村でも新しい取り組みを始めました。これはまた別の機会にご報告致します。

まだまだ寒いホアビン省ですが、静かに、熱く、動き始めました。