昨日、ホアビン省フーヴィン村に出かけました。青年団と共に水中の生き物を調べるためです。朝８時から開始したのですが、すでにカンカン照りで湿度も高く、何もせず立っているだけで汗が噴出す気候でした。そんな中、ちょっとだるそうに参加していた青年たち・・・。

どこにいるのかなー。

しかし、いざ、池や田んぼへ出かけると、子どもの頃に戻るのか？、ズンズンと奥に分け入っていきます。そして、真剣に水中を覗き込んだり、水中に入って手を泥の中に入れています。あっという間に12種類の生き物がバケツに入れられました。きっと、早朝に、じっくりと探せば、恐らくもっとたくさんの種類の生き物が見つかるのではないか、と思います。

おおー、いたいた！

人民委員会に戻り、個々人が1種類の生き物について、ムオン語で何と呼ばれているのか、何を食べているのか、天敵は何か、どこに棲んでいるのか、人間はどう活用しているのか、などをシートに書き込みました。参加した青年達は、人間やアヒルが食べられるかどうか、というのはよく知っているのですが、個々の生き物の天敵が何か、ベトナム語で何と呼ばれているのか、などについては難しかったようです。普段の観察と、昆虫図鑑のようなものを組み合わせると、もっと彼らの知識が豊かになっていくように思いました。

ヤゴの天敵ってなに？

これから各集落で同じような調査を行い、水の生き物図鑑を作る予定です。