元気やエネルギーをもらうのは・・・
活動と全く関係のないことで恐縮です。このところ、震災復興のためのチャリテイー・コンサートを開くアーチストが目立ちます。中でも、氷室京介さんがBOOWY時代の曲を歌ったり、COMPLEXの再結成など、私の世代には信じられないような夢が実現するわけです。
このニュースに触発され、思わず、Youtubeで当時、活躍していたバンドを検索してしまいました。出てくる出てくる・・・こんなバンドもあった!こんな曲もあった!という具合で、検索する指が止まりません。しかも、かなりのアーチストは絶頂期から20年以上も経った現在も現役でエネルギッシュなライブを行っているのです。これには正直、驚きました。
当時はバブル期で日本社会全体が踊っていたような時期です。そして、空前のバンドブームでもありました。何といっても勢いがあったと思います。その後、バブルがはじけ、日本経済は衰退し、社会全体に閉塞感がただよっている・・・といわれて久しいですが、私が中学生・高校生だった頃のアーチストは現役で気持ちよさそうに演奏したり、歌っているじゃないですか!
一度、有名になってから人気がなくなるというのは、誰にとっても辛い経験だと思いますが、それでも自分の好きな音楽を続ける。そして、以前と同じ、いや、それ以上のクオリティーを出そうと日々、ひたむきな努力を重ねる。久しぶりに彼らの姿を見て、プロとしての意気込みを感じ、背筋がピーンとなる思いをしました。
私たちが彼らからエネルギーや元気をもらうのは、彼らが20年前と同じようにステージで跳ねたり、駆けたりするからではなく、プロとしての意気込みやひたむきな努力が感じられるからではないでしょうか。
私がベトナムの人々と共に取り組んでいる活動は、とても地味なものです。単調なように見えますが、実は現場では様々な小さな変化が起っています。その変化がさらに良い変化となるよう、これからも日々、こつこつと努力を続けます・・・って、結局、ヒムロックやCOMPLEXのニュースで一番、エネルギーをもらったのは私?
Posted: 2011年 5月 3日 カテゴリ: 未分類.