ベトナムの人々の温かい気持ち、冷静な日本人への尊敬
東北関東大震災から2週間が経ちました。まだ大変な状況が続いており、放射性物質の拡散など頭の痛い問題も深刻化しています。ハノイにいる私を含めた日本の人々は少しづつ落ち着きを取り戻しつつありますが、遠い故郷で大変な思いをしている人々が大勢いると思うと、私達の気持ちも納まりません。
私の元には、日本の皆さんへの激励と悲しみを分かち合いたいという連絡がたくさん届いており、毎日、勇気付けられています。メデイアでは連日、義援金が呼びかけられており、在ベトナム日本大使館にも多くの義援金が寄せられているということです。
ベトナムの皆さんは「日本の人々が大変な目に遭っていると知ったら、私達はすぐに応援にかけつける。ベトナムは日本の人々からとても助けられているし、彼らを尊敬をしているから。日本の人たちは必ず、早期に復興できる。私達はそう信じて応援しているから、頑張って欲しい」と話してくれました。
この2週間、家族の無事を知りながらも、ハノイではどうすることもできないとわかりつつも、いつ来るかわからない強い余震や放射性物質の拡散を心配し、仕事が手につかない感じでした。ベンチェ省の皆さんがホアビンやハイフォン市の農家の皆さんと交流したり、いろいろと活動もあったのですが、おいおい、報告していきます。
Posted: 2011年 3月 25日 カテゴリ: 未分類.