在来の稲の復元、最初の収穫を終えました。
2009年11月から開始した在来の稲の復元・記録事業ですが、ようやく、最初の収穫を終えました。とはいえ、昨年末から続いていた少雨によって、フーヴィン村では田植えすらできませんでしたし、ディックザオ村では収穫の2週間前に強風で稲が倒れてしまったり、ナムソン村でもネズミの被害にあい、収穫できない世帯もありました。改めて、自然の厳しさの中で暮らしている村人たちの苦労を思いました。
ディックザオ村では夏秋作の播種を行いましたが、ナムソン村とフーヴィン村では雨量が少なく、田植えの準備ができない田んぼが多々あります。村人達はもう少し様子を見てからトウモロコシなどの畑作に切り替えるかどうかの判断をするようですが、ひょっとしたら、田植えを諦めなければならない面積が増えるかも知れません。しばらく余談を許さない状況です。
ハノイでは一昨日の夜、久しぶりにまとまった雨が降り、日中も涼しくなりました。しかし、ホアビン省の皆さんに電話で様子を聞くと、しっかり雨が降っていないようなのです。雨、雨、降れ降れ、と天に祈る気持ちです。
Posted: 2010年 6月 22日 カテゴリ: 未分類.




