スローフード・インターナショナルからのお客様
先日、イタリアのスローフード・インターナショナルのスタッフ、アンナリーザさんがホアビン省を訪問しました。ちょうどその頃は月例会合を開催している時期だったので、水田を見たり、村人を訪問したり、という時間は非常に限られていましたが、村人の暮らしや、私達の活動について、理解を深めて頂く機会になったようです。

ナムソン村での会議に参加
アンナリーザさんは「いつも事務所に座っていたら、現場で起きていることがわからない。こうして、いろんな地域に出かけて、その地域の人々と会い、話すことが大事だと思います」と話してくれました。
彼女が関心を持っていたのは、在来の稲の復元とアヒル水稲同時作でしたが、ホアビン省で環境教育が実践されていることを知り、子供たちの活動にも強い関心を抱いていました。スローフードの活動として、子供たちの食育や学校での菜園作りがあります。フランスのジャン・ポール・ジョー監督のドキュメンタリー・フィルム「未来の食卓」が注目を浴びていますが、子供たちが日々何を食べ、何を感じ、家族や友人とどんな会話をし、活動していくのかは、環境や食の今後を考える上で大事なことです。
3月26日にはホアビン省ナムソン村で環境の意識を喚起するためのイベントも開催され、4月からは様々な活動を子供達や青年団の皆さんと実施していく予定です。今後もアンナリーザさんをはじめ、スローフードの皆さんと情報交換を続け、各国の子供達とベトナムの子供達との交流会なんてできたら楽しいだろうな、と思っています。
Posted: 2010年 3月 20日 カテゴリ: 未分類.


