水に関する研修をフーヴィン村で実施しました。
またまた、更新が滞ってしまい、すみませんでした。
今日は先日、行われたフーヴィン村での水に関する研修についてお伝えします。株式会社LIXIL(旧株式会社INAX)の3名の職員の皆さんがフーヴィン村の子どもや青年達に水についてお話をしてくださいました。参加者は小中高校生、青年団員など約80名。午前は座学で、午後は透視度計を作ったり、簡単なパックテストを用いて飲料水と灌漑用水の水質調査を行いました。
ナムソン村と同様、子ども達も真剣でしたが、それ以上に青年達が真剣に取り組んでいるのが印象的でした。ある集落では、青年団員がこられなくなってしまったので、小中学生だけで試行錯誤しながら、一生懸命に透視度計を創っていました。他の集落では、ナムソン村の研修に参加した青年団員が小中学生にやり方を教えていました。日本では地域でお兄さんやお姉さんと子ども達が一緒に作業をする機会が少なくなっているようですが、フーヴィン村では年長者が年少者の面倒を見る姿がまだまだ健在です。
当日は猛烈に暑く、参加した子ども達も午後にはぐったりしていましたが、研修終了後には、「とても楽しかった」「また参加したい」と笑顔で帰宅していました。新しい情報や知識に触れ、学び、考え、試すことは、いくつになっても楽しいものだと、フーヴィン村の子どもや青年たちを見て思いました。今後もこうした機会を多く設けていきたいと思います。LIXILの皆さんもお疲れ様でした!
Posted: 2011年 8月 14日 カテゴリ: 未分類.