女子栄養大学の皆さんが来てくれました!♪嫁にー来ないかー?(ワワワワ)♪
先日、日本から女子栄養大学の学生さんがホアビン省タンラック郡に来てくださいました。ナムソン村とフーヴィン村の青年や女性達と交流し、彼らの暮らしや在来種を守る活動などについて、話を聞きました。
夜はお決まりの宴会で、というか、これが村の人にとってメイン?!といえるほど大事な行事ですが、ここで日本から来た学生さんが1曲の歌とソーラン節、ドラえもんの主題歌に合わせた踊りを披露してくれました。当然のことですが、村の人々は大喜びでした。そして、村の青年団からは手作りの!一弦琴と笛の演奏や伝統的な踊りが披露されました。笛と一弦琴の組み合わせがとっても素敵でした。それにしても、手作りなんて・・・音階も自分で調整したとか・・・素晴らしい、の一言です。
研修の終わりに学生さんとまとめを行いました。学生さんから様々な意見や感想を頂きましたのでご紹介します。
「若い人が参加していることがスゴイ。日本は若い人がいろんな地域の行事に参加していないことが多い。でも、訪問した村では若い人が一緒に出し物など創っていた。日本では農業がブームみたいになっているが、ここでは村人がきちんと自分で農業をやっていることに感動した。縦のつながりが良いなあと思った。」
「動物、人、畑、鳥、虫などが共存していて、そのバランスが保たれている。それから、踊っていた女の子達がとても素敵だった。女性のしなやかで優しい感じがした。本来の女性のきれいさはこういう感じかも知れないと思った。また、皆が協力して畑をしていた。皆が皆のことを思いやる。一人が広く皆のことを考えていることが素敵だった。」
「村で若者に質問した時、長男が家庭を守るという意見があり、すごいと思った。町には出たいけど、村にいて家族や伝統を守ると思っている若者達はすごい。国の政策の一環として、村人が活動をやらされていると思っていたが、人民委員会の人が村人の意見を聞きながらやる、というのを聞いて良いと思った。また、村人がイキイキしてみえた。日本は発達した国で不自由なく頼り切っている生活。自分の力で良くしようとする力が弱くなっている。そのことを、この村に来て学んだ。」
「堆肥なども村の人同士が見て真似して広がる。知恵を絞って農業をやるのが良い。自分で行動しているのがすごい。」
「生活を変えていくには、やっぱりそこに住む人々がやらないといけないと思った。昔と今の暮らしのバランスを保つのが大変。」
などなど、学生の皆さんは本当に素晴らしい感性でいろんなことを感じ取ってくれたようでした。こうした交流を行う際には、やはり双方に学びがあってこそ、意義があると思います。次回、こうした機会がある際は、是非、日本の学生さんにも日本のこと、自分の家族のこと、学生生活のことなど、ベトナムの人々に伝えて頂きたいと思います。
最後に皆さん、村人に「お嫁に来ない?」と誘われていましたが、本当に来ませんか?(笑)
Posted: 2010年 8月 29日 カテゴリ: 未分類.